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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

世間は夏休み。
毎週決まった仕事がある私は、
この数年、まとまった休みを取っていない。
取れないわけではないが、
私の仕事は基本、私一人で担当しているので、
休もうとすると、やりくりが大変になる。

Nちゃんは大きな組織に属しているため、
お盆もお正月も、まとまった休みを取る。
だから今週一週間、彼は夏休みだ。

一昨日、仕事中の私に
「姫ちゃん、今日は○○に行って、
子供たちとボーリングをして帰ってきたよ。」
と、メールが届いた。

”子供たち”か・・・
複雑な思い を抱えたまま、
「おかえりなさい。お疲れ様でした。」
と、返信した。


前々から思っていたことなのだけれど、
この”子供たち”には奥さんは含まれるのだろうか。
Nちゃんは奥さんの話を全くしない。
かくいう私も夫のことはほぼ全く話さないのだが。

付き合い始めた頃、夫婦間は冷え切っていること、殆ど会話がないこと、お互いに干渉をしないこと
…などを聞いた。

しかも、Nちゃんは家事のほとんどをしている。
平日も休日も家事に始まり、家事で終わる
様子がメールのやりとりから分かる。
「ご飯の片付けしてたよ」
「洗濯干した」
「天気悪いね・・洗濯物が乾かない(>_<)」
「今から掃除洗濯大会だよ」
「アイロン大会終わった」



「奥さんがやってくれないの?」
以前、直接尋ねたこともある。

「ほっとくと誰もいつまでもやらないし、
オレがやったほうが早いし、何より思い通りに
片付いて気持ちいいからね。
家事は苦じゃないから。」

Nちゃんはそう答えた。




でも、私は不思議だった。
その家庭、その家庭で色々スタイルがあるだろう。
どれが普通、どれが変、とは一概に言えない。
奥さんは何をしているのか?
母親としての役割は?
夫に家事の殆どをさせて、家に居られるなんて
どれほどの厚顔無恥か・・・

たびたび私はそう思った。

何があったのか分からない。
そこまでなるだけの、何かがあったのだろう。
そんなモヤモヤを私は時々、妹にぶつけた。
「ほんと、ワケが分かんない。謎過ぎる」

「聞いてみたらいいじゃない?」
「お姉ちゃんのモヤモヤも解消されるよ!」

妹の言葉に背中を押され、
私はNちゃんに尋ねることにした。

「変なこと聞いていい?」と、メールを送った。

「なぁに?」

「あのね、前から気になっていたんだけど。
Nちゃんが”子供たち”と、出掛ける時、
そこに奥さんはいるの?
Nちゃんが今みたいにみたいに、
たくさんの家事をするのは 何故だろう?
すごく不思議。
Nちゃんは何も言わないし、
私も積極的に聞きたくないけど、
やっぱり、すごく気になる。
Nちゃんの考えが読めない。
だから、Nちゃんと私の先のこと全然見えない。」


ストレートにぶつけた。
しばらくして長いメールが届いた。


「基本的にはオレは子供たちとだけ出掛けるよ。
夕食を外食するときは一緒に行くことが多いけど。
一応同居してるから。
たくさんの家事をするのは、昔の役割分担で
料理以外はオレがやったほうが早いから
オレがやっているだけ。
向うがするのを待ってるのが嫌で、
オレはさっさと終わらせたいから。
オレは家事をするのが好きだし自分の思ったように
効率よく終わらせられたら気持ちいから。
・・・こんな感じで分かってもらえるかな?」



なるほど・・・
彼からの答えは私の想像の範疇だった。
驚いたことはない。
ただ言葉の選び方に、夫婦間の埋めようのない溝、
冷淡さを感じた。
”向こう”という表現も。



そして、この際だからと、もう一つ踏み込んだ。

「教えてくれてありがとう。
ずっとモヤモヤしていたから。
もう一つ踏み込んでもいい?
そんな関係に至ったきっかけがあったでしょう?
それはどんなこと?
奥さんはどう思っているんだろう。
奥さんは関係を修復したいと思っているかも
しれないよ。」


彼は再び、長いメールを返してくれた。

「もともと向こうの性格がキツイのもあって、
事あるごとに言い合いになって、
オレもそのうち話さなくなって、だんだんお互いに
干渉しないようになったの。
お互いに子供たちの親としての責任は
果たさないといけないと思ってる。
夫婦という関係はもうないよ。
子供たちの親というだけ。」




・・・なるほど。
これも想像の範疇だ。


私がずっと抱えていたモヤモヤとした気持ちは
晴れたけれど、今、改めて思う。
そっか・・・と。

性格がキツイのは大方の女性がそうだろうし、
事あるごとに言い合いになったのは、
”向こう”だけのせいではないだろう。



それに、”親としての責任”か・・・
冷え切った夫婦が、”責任”という言葉だけで、
子供に与える影響はどれほどのものだろう。



人のことを言えない私が、
自分のことを棚に上げて、そう思った。
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