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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

その翌日から、私は最低限のメールしか返さなくなった。
Nちゃんからは相変わらず、穏やかで優しい言葉が送られてくるにもかかわらず。

翌日の夕方には電話もかかってきた。
なのに、私はぶっきらぼうにしか返事をしなかったし、
「日曜日デートできますか?」の問いにも
「うーん・・・分かんない」としか答えなかった。

その翌日は彼からのどんなメールにも返事をしなかった。
心の中で「今日逢おう」の言葉を期待していたからだ。


でも、そんな冷たい態度をとる私にNちゃんが逢いたいと思うはずがない。
そんなこ とすら私は気付かなかった。
その夜、私は仕事でNちゃんの自宅の近くを通った。
通りながら、「こんなに近くにいるのに・・・」と思った。
一日、彼からのメールを無視しているにもかかわらず。


仕事を終え、彼の自宅近くから遠ざかる。
遠ざかる寸前、信号待ちで、私はこらえきれずメールした。
「さみしい」と。

時刻は午後8時を回っていた。
お風呂に入る頃だろう。メールに気付かないかもしれない。
そう思いながら、車を走らせていると電話が鳴った。
「姫ちゃん・・・心配したよ。オレは好きだよ。」

「うん・・・」

「車?仕事?」

「うん。今、〇○に居たの。帰り道。近くに居たから。
さみしくなった。」

「そうなのか・・・」

「うん。」

「姫ちゃんのこと、大好きだよ。」

「うん・・・」

「今どこ?もう帰った?」

「今、会社に着くとこ。」

「じゃあ、待ってて。すぐに行くから。」
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