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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

今日、思いがけず念願がかなった。


休日にNちゃんとデートをした後、
私はたいていスーパーに買い物に行く。
スーパーで買い物しながら、
「ここにNちゃんと一緒に来れたらどんなに素敵だろう」
と、よく思っていた。

スーパーでの買い物に限らず、そういう何気ない
日常的な行為を彼と共有することをいつも夢見ていた。

昨日、私はバスルームの掃除を頑張ったせいで、
右手を痛めた。
そもそも夏ごろに庭の草刈りを一人でしたことで
右手のひらから手首にかけて腱鞘炎のような症状が出て、
以来、右手をぎゅっと握ったり、ぱっと開いたりすることが
上手く出来ずにいた。

右手を酷使しなければ、そう気になることもなく、
病院にも行かずじまいだった。

お風呂と洗面所の掃除に3時間ほどかけ、
シャワーを浴びようと蛇口をひねった瞬間に手首に激痛が走った。
痛みは手首からヒジにかけて感じる。
あぁ、不便だなぁ、、、そう思って、
Nちゃんに「また腱鞘炎がひどくなったみたい」と伝えた。

痛みはどんどんひどくなり、
夜にはお箸も持てないほどだった。

そして、今朝、いつものように「おはよう」のメールがあり、
しばらくして電話が鳴った。
「姫ちゃん、痛くない?大丈夫?」

「大丈夫。サロンパスしてる。」

「安静にするんだよ。」

「うん。」

「姫ちゃん、今日は何するの?」

「今日は買い物に行くくらいかな。」

「そっか。午後逢えますか?」

「うん!」

「じゃあ、一緒に買い物行こうっか。姫ちゃん手を使わないように。」

「ほんとに?嬉しい・・・Nちゃん、優しいね。」

「そう?普通だよ。夕方早目に帰らなきゃ行けないけど。」


そして、午後、いつもの待ち合わせ場所で落ち合った。
「どうする?」

「うーん、、、いいよ、何か悪いし。」

「いいのに。姫ちゃん不便でしょ。」

「ほんとに?いいの?」

「もちろん。」


そして、私が普段行く大型スーパーに行った。Nちゃんの車に乗って。
私は嬉しくて、嬉しくて、仕方がなかった。
当たり前のように、買い物かごを取り、カートを押すNちゃん。
私は彼の腕につかまった。

魚売り場では有頭エビをトングで袋にも入れてくれた。
買い物に迷うと、「これはどう?」と提案もしてくれた。

買い物が終わると、もちろん、荷物を全部運んで、
車に積み、当たり前のようにカートを置き場まで返しにも行ってくれた。

傍から見れば、普通の夫婦に見えたことだろう。
何気ない日常のほんの切れ端にしか見えなかっただろう。
けれども、私には違った。
キョロキョロと品物を物色するNちゃんを目で追い、
先へ先へとカートを押す彼を嬉々として追いかけた。

「Nちゃん、今日は本当にありがとう。
すごくすごく嬉しかった。Nちゃんと買い物したかった。」

「姫ちゃんに喜んでもらえて良かった。オレも嬉しいよ。」

「ほんとに?」

「うん。姫ちゃんと居るだけで嬉しいから。また、一緒に買い物行こうね。」

「うん。たくさん買い物するときはNちゃんにお願いする。」

Nちゃんとは日曜日にデートしたばかり。
その時「姫ちゃん、良いお年を」と言われていた。
だから、私は「冬休み中、また時間があったら逢ってね。」と、言った。
ぐずぐずばかり言っている私を想って、きっと彼なりに
精一杯、時間を作ってくれたんだろう。

それに・・・
年末の午後のひと時、温かな家庭であれば、
家を空けるということはしないだろう。
こうして、私に時間を作ってくれるNちゃんもまた、本当はやっぱり
寂しい人なんじゃないかと、コーヒーを飲む彼を見ながら、
私は思った。


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