FC2ブログ

姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

「ねぇ、Nちゃん、お願いがあるんだけど。」
私は意を決して言った。

「なぁに?」

「あのね、金曜日の夜とか、お休みの前日の夜、
用事がなければ私と一緒に居る時間を作ってほしい。
ひと月に一度でもいいから。」

Nちゃんとは、土日のうちのどちらかは必ず逢う。
午後からのほんのひと時ではあるが、毎週必ずそうしてくれている。
たまーに、思い出したように金曜日の夜、
逢うことがあって、その時間は土日のそれとは別なので、
すごく得した気分で嬉しい。
しかも、平日の夜、仕事の後という普通なら
何もしたくない時間が特別な時間に変わるようで余計に嬉しい。

金曜日の夜に逢うのは、付き合い始めの頃は、
遠慮がちにNちゃんから「今からって、逢えないよね?」
や、「今夜少しでも逢えますか?」と尋ねてくることがあった。

最近は、お互いのペースがつかめてきたからか、
めったにそう誘ってくれることはなく、
寂しい思いをしていた。

数週間前には、無理やり「今夜逢いたい」と、
ワガママを言い、買い物を口実に出てきた彼と逢ったっけ。



私のお願いに対して、Nちゃんはこう答えた。
「No sweat」
お安い御用、と。

「ほんとに?」

「金曜日じゃなくてもいいんでしょ?」

「うん。Nちゃんさえよければ。」

「はい\(^o^)/」

「ずっとお願いしたかったんだけど、言えなかった。」

「オレは姫ちゃんが疲れているかと思ってた。」

「ううん、、、疲れていたとしても、
Nちゃんに逢えると嬉しいし、ギューしてもらいらい。」

「分かったよ。お安い御用。」

「良かった。ずっと言えなかったんだ。」

「早く言ってくれればいいのに。」

「だって、、、ムリとか言われると悲しいから。
Nちゃんは私に逢いたくないのかなって。」

「そんなことあるわけない。」

「ありがとう。それから、、、
もうひとつのお願いがあるんだけど。」

「なぁに?」

「あのね、Nちゃんとたわむれた後、そのままバイバイするのが
イヤなの。帰る時間を逆算してくれていいから、お茶を飲んでから
バイバイして。そのまま帰るのがイヤなんだ。
Nちゃんとのデートがそれだけで終わってしまうっていうのがイヤ。」

Nちゃんとのデートは午後のほんのひと時。
大抵午後1時に待ち合わせをして、5時過ぎにはバイバイする。
何と短い、、、
だから、遠くにも出掛けることは出来ないし、
ホテルに行けばただその時間しかとることが出来ない。

それが嫌で、でも、言い出すことが出来ず、
一人でお茶して帰ることもたびたびだった。

Nちゃんとしては十分に戯れて、密着して
濃い時間を過ごしているのだから、まさか私がそんな風に
思っているとは思わなかったろう。

「そうなんだね、、、分かったよ。」
Nちゃんからそう返事が来た。



私のお願いは、いとも簡単にNちゃんが承服した。
なんだ、もっと早く言えばよかった。
スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
Pass:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://donnahime.blog.fc2.com/tb.php/484-cfcef173
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック