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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

少し前の記事「由々しき事態」に書いた名前間違え事件。
それがまたもや発生した。
昨日のことだ。

根性を叩き直そうと、素直に、素直に、Nちゃんに接しようと心していた私。
いい感じでラリーのようにメールが交わされていた。
軽口ばかりが続いたので、態勢を立て直そうと、私はこう送った。
「Nちゃん、好きだよ。」


数分して返ってきたメールを見て目を疑った。
「ありがとう。オレも○ちゃんが大好きだよ。」

一瞬、見なかったことにしようと思った。
人間、不都合なことには目をつぶりたくなるし、なかったことにしたいものだ。
でも、衝撃は相当だったようで、心の波紋はどんどん大きくなっていった。

だから、そのメールをそのまま引用して、
↑をつけて、「誰?」と返した。

○ちゃんって、誰よ?

しかも、その「○ちゃん」は由々しき事態の時と同じ名前。
私の名前とまったく似ても似つかない。共通するのは「へん」だけ。


そしてNちゃんからすぐに返信があった。
「また間違えた・・・ゴメンなさい。姫ちゃんの間違いです。」

だから、私は「信じられない・・・」と返した。

すぐに電話が鳴った。
「ごめん、姫ちゃん。間違えて。」

「信じられない・・・」
そう言って、私は黙った。

「ほんとだよ!間違えただけ。」

「間違えないよ、普通は。間違えようがない。」

「同期に○ちゃんがいるんだよ。昼にメールをしていたから
入力の候補に残っていたんだよ。出るでしょ、下に、候補が。
同じへんだし、似てるじゃん。急いで送ったから。間違えたの。」


そうか・・・○ちゃんは実在するのか。
同期と言ったか、同僚といったかはもう忘れた。
同僚ならメールをする必要がないだろうから、同期なのか・・・
また、男性か女性かも、そういえば聞いていない。
あえて言わなかったということは、女性か。
○は、男性にも女性にもある名前だから。
男性なら、男性と言うだろう・・・と、私は思う。
 
入力補助で、ある言葉を打つと先読みして以前に打った言葉が
一覧で出てくる、たぶんその機能の選択ミスなのか。
百万歩譲れば、そう取れる。
「オレも」の後に「○ちゃん」という言葉を入力したのだろう。
良かった「好きだよ、」の後じゃなくて、まだ。


単なるミスだと信じたい。いや、そうだろう。
Nちゃんは誠実な人。そんな大胆なことができるとは到底考えられない。
でも・・・
「○ちゃん」は実在するのか。


理解しようと、信じようと思えば思うほど、心に受けた衝撃の波紋が広がって
「うん、分かったよ。信じるよ。」という言葉が出せなかった。
喉元でつっかえたように「信じるよ」という言葉が出てこないのだ。


私はほとんど沈黙していた。
何も言えなかったから、黙っているほかなかった。

「姫ちゃん・・・ごめんね。本当にごめん。嫌な思いさせて。
でも、ほんとに間違えただけなんだ。嘘じゃないよ。」

「・・・でも、間違えないよ、普通・・・」
消え入るように言葉を発した。
信じたいという思いと裏腹に、心の波紋がそう発したのだ。

「・・・姫ちゃん。許して。信じてくれないかもしれないけど、本当なんだ。
嫌な思いをさせてごめん。オレが悪いんだ。もう二度と間違わないから。
でも、許してくれないなら仕方ない・・・オレが悪いんだから。
姫ちゃんは何も悪くないんだから。本当にごめん。」

「でも、間違えないし、普通。もし、私が同じことをしたらどう?
きっとNちゃん、すごく嫌な思いをすると思うよ。」

「分かるよ。オレもそう思う。嫌な思いをすると思う。
だから、オレが悪いんだ。本当に申し訳ないと思ってる。」


それから、Nちゃんは何度「ごめん」と謝っただろうか。
沈黙と、ごめんが続く。

終わらせなきゃ・・・そういう思いで、
私は心の波紋を止めて、「分かった。信じる。」と言った。

「ありがとう、姫ちゃん・・・」

「私が信じて、Nちゃんの良心は痛まない?」

「痛まないよ。」

「うん・・・」

「姫ちゃん、大好きだよ。本当だよ。」





何度も何度もごめんを聞いたけれど、納得しきれないまま
眠ったからだろうか、悪夢を見た。
朝起きて、「あぁ、夢か・・・夢だったんだ。」とホッとした。
すっかり内容は覚えていないけれど。
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