FC2ブログ

姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

今から子供たちを連れて西の方へ出掛ける。
海と温泉、そして山城を目指して。

旅行は夫が全て手配した。
「○○に行くとしたら、行けるわけ?」
そう尋ねられて、少し迷った。

Nちゃんに会えなくなる・・・
けれど、去年の夏、私は家を出ていたせいもあって、
子供たちをどこにも連れて行ってやることなく、夏を終わらせた。
長男は高校3年生なので、これが最後の夏休みの旅行になるかもしれない。
いずれにしても、子供たちと過ごす時間は刻一刻と減ってきている。

そんなことを考えて、「ちゃんとした宿を取ってくれるなら、、、」と了承した。


Nちゃんには決まったその日に報告した。
「子供たちと」と表現したけれど、夫が含まれているかどうか、
どうなんだろうと思っていることだろう。

Nちゃんと付き合うようになって、お正月、五月連休と
私は旅行に出かけた。「子供たちと」と言って。

普段、夫は家にほとんどいない、そのことをNちゃんは知っている。
だからお正月も五月連休も、私が子供たちを連れて行ったと思っている。
はっきりとしたことは何も言わなかったから。
だから「車の運転、気を付けて。到着したら必ずメールして。心配だから。」
と、言われた。



今回、同じようにはっきりとは言わなかった。
ただ、予定を聞かれたときに「どうなんだろ。よくわかんない。」
と、答えたので察しはついたと思われる。

「車はプリウスで行くの?」
Nちゃんは、そう尋ねた。

私はプリウスに乗っていて、家にはもう一台車があることを知っている。


夕方、Nちゃんからメールが来た。
「姫ちゃん、今日は何時に出発かな。気を付けて行ってらっしゃい。」

だから、
「晩ご飯を食べて、支度してから出掛けるよ。」と返して、
「Nちゃんに会いたい、Nちゃんが恋しいよ、とても。」と続けると、

電話が鳴った。


「姫ちゃん、気を付けて行くんだよ。心配してるからね。
楽しんでおいで。」

「うん、、、Nちゃん、、、さみしいよ、、、」

「アハハ、、、」

「何で笑うの?」

「いつもそばに居るよ。オレはどこにも行かないから。ここに居る。」

「うん、、、」

「大好きだよ。写真送ってね。」

「うん。」

「姫ちゃんの。」

「ダカハーの?」

「もちろん。」

「アハハ、、、Nちゃん、ありがとう。電話してきてくれて。
すごく嬉しい。」

「行ってらっしゃい、って言いたかったからね。」

「うん。ありがとう。じゃあね、行ってくるね。」



Nちゃんは私に「車の運転気を付けて」とは言わなかった。
会話の中の無言の間に、Nちゃんの遠慮を感じ取った。
聞きたくても聞けない、という遠慮を。


逆の立場なら、私も同じことをしただろう。
同じように、聞きたくても聞けないでいたと思う。


その無言の間と、せっかくの夏休みなのに
一緒に居ることができないこのどうしようもない事実に、
改めて、Nちゃんとの距離を感じた。

お正月、五月連休、お盆、。
来年も再来年も、その次もその次も、またその次だって
私はNちゃんとは一緒に居られないんだ。


そして、またそうやって『引き算』をして、
胸が締め付けられるように痛んだ。


来週末、今度はNちゃんがお夏休みに入る。
どのぐらいの期間かは分からないが、きっと家族で過ごすことだろう。
考えたくもないけれど、つい考えては、気持ちが沈む。


今、Nちゃんは、何を思っているだろうか。
私と同じように、こんなふうに思っているだろうか。
スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
Pass:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://donnahime.blog.fc2.com/tb.php/417-02dcbd41
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック