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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

Nちゃんは私をガッカリさせる名人だ。
期待には応えてくれないし、想定する答えとはまるで違う返答をする。
私の話はすぐに忘れるし、忘れたことを悪びれもしない。

「そんなことオレ聞いたっけ?違う人に言ったんじゃないの?」と、言ってくる。
挙句の果てに、
「まぁまぁ、細かいことは気にするな。」とか、
「人間は忘れる生き物なんだよ。」と、のたまう。

それがたびたびあるものだから、ちょっと腹が立つ。
「あのさぁ、『忘れててごめん』じゃないの?」
控えめに抗議しても、あくまでもしらを切る。



土曜日、正午を過ぎてしばらくしたら
「何してますか?」と彼からメール。
「何にもしていません」と返すと、「会いたいなぁ。これから会えますか?」と届いた。

シャワーを浴び、急いで身支度を整えて、待ち合わせ場所に向かって落ち合った。
「かき氷食べよ!!」
そういう彼のリクエストに応えて、近くの有名なかき氷屋さんを提案した。

「前に話したじゃん、夏になると行列ができて、猛暑日とか記録すると
ニュース映像とか新聞に出るお店だって、、、」
私がそう話すと、キョトンとするNちゃん。

「へぇー。初めて聞いた。知らない。」

・・・・そして、私は静かに抗議をしたけれど、彼には通じず、
その後も、同じようなことが繰り返された。

かき氷を食べ終わると、彼が聞いた。
「どこに行く?」

「どこでも。」

「どこでも、かぁ。このへん行くとこないよね。行き尽くしたっていうか。」

Nちゃんのこの言葉に私は激しくカチンときた。
行くとこがない?行き尽くした?
いつもいつも、突然、「今から会える?」と聞いてきて、
しかも午後。そして、彼がさぁ帰るよというのは、夕方5時。
そんな短い時間に、どこに行けるのさ。
私の都合じゃないんだよ、あなたの都合なの。

そして、私は相当カリカリした。

けれども、せっかくの時間だ。
そう思って、こらえた。

次に向かったのは、郊外の森。
そこでも、Nちゃんの無神経な言動は続いた。
「ねぇ、?今日って何かおかしいよ。耳からエイリアンが入って
脳ミソを食い尽くされちゃってるんじゃないの?」
たまらず、私は彼の無神経さを揶揄した。

それでも、私は彼との時間を大事にしようと、
それ以上は何も言わず、彼の気の向くままに任せた。

そろそろ5時。
帰りの時間。
見えないように、ふーっとため息をついて
「じゃあね。」と別れた。
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