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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

土曜日の朝、ひろから電話。
「今、起きた。出てこれる?」

ベッドから起き上がって、着替えを済ませ
ひろの元に向かう。
到着直前、電話をしてみたけれどつながらない。
ひろのお店の前まで来て、もう一度電話。

「もしもし・・・・」
消え入るような声でひろが電話に出た。

「僕、今日はダメだ・・・起き上がれない。
このまま寝てる。」

えっ!?そう思って絶句した瞬間、ひろは続けた。
「君は車をとめて、2階に上がってきて。」

ほっ・・・このままトンボ返りかと思った。

2階に上がると、そこは真っ暗。
ひろは布団の中で目を閉じていた。
姫は上着を脱いで、ひろの横に滑り込む。
ひろは余程辛いのか、姫にしがみつくように眠った。
2階に上がったのがちょうど午前11時。
姫が来て安心したのか、ひろはぐっすり眠り
途中何度か目を覚ましたものの、起き上がったのは
午後2時のことだった。

昨夜は不調で一睡も出来なかったというから仕方がない。

「コーヒーでも飲みに行こうか。」
そう言って立ち上がった途端、ひろの携帯が鳴った。

「・・・うん、そうそう。全然眠れなかった。
・・・今、姫さんが来てくれてコーヒーのみに行くとこ。
うん、うん、じゃあ、一緒にコーヒー飲もう。」

電話の主はお兄様。
ひろを心配して様子を見に来たようだ。
近くまで来ているとのことで、近所の喫茶店Bで
落ち合った。


ひろも絶不調ではあったが、実は姫も肩凝りがひどく
そのせいで頭痛と吐き気がしていた。
そのことをひろがお兄様に告げると

「肩揉んでやるから、こっちにおいで。」
お兄様に呼ばれて、姫はその隣に並んだ。
ひどく凝っている肩は上手なマッサージで
ほぐれていく。

「おっぱいは触らないから・・・ここ、
ここが凝るんだよね・・・」
そう言いながら、鎖骨の下あたりを
ぐりぐりとほぐす。

「おっぱいも凝るんだけどね・・・」
と、お兄様。

だから姫も負けずと
「へぇ~そうなんですか。おっぱいも凝るんですね。」
と返した。

「そうなんだよ。凝るんだよ、おっぱい。」


「・・・ったく、年取るとみんなそうなる・・・」
少し元気になったひろが笑った。
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