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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

Nちゃんは私をがっかりさせる名人だ。

昨夜もそんなことがあった。
だから、今朝は「おはよう、姫ちゃん。昨日はごめんね。」
のメールから始まった。

Nちゃんは「姫ちゃんに期待されなくて悲しい」とか
「姫ちゃんの気持ちを酌むように頑張る」と言う。
けれども、その思いのものさしが違うのか、
「ふん、やっぱしね、、、」と、なるのだ。

今朝のメールには
「別に大したことじゃないし、怒るほどのことでもないし。
ただ、一事が万事っていうか。私をがっかりさせる名人だよね。
私のために何かをするというより、Nちゃんが「こうしたい」
と思うかどうかだと思うけど。
だから、謝ることでも、気を付けることでもないと思う。」
と、返した。

私が望むから、そうしてくれることより、
彼が心からそうしたいと思ってくれることのほうが、私は嬉しい。

すると、しばらくして
「今、何してますか?」のメールが届いた。

「洗濯物をたたんでいます。」と返すと、

「じゃあ、お昼ご飯一緒に食べよう。」と返ってきた。


約束の時間にいつものショッピングモールの駐車場で落ち合い、
Nちゃんはすかさずこう言った。
「姫ちゃん、怒ってる?」

「え?怒ってないよ。何か私が怒るようなことしたの?」

「まさか、、、ちょっと聞いてみただけ。」
そう言って、Nちゃんは歩きながら私のお尻を鷲掴みにした。


パスタを食べ、しばらく車を走らせる。
どうも噛み合わない会話に、しびれを切らしたNちゃんは
いやに真剣な顔でこう言った。
「姫ちゃん、、、オレのこと嫌い?」

「嫌いじゃないよ。」

「でも、そのうち嫌いになる?」

「ならないよ。」

「けどさ、オレのことがっかり名人だって、、、
だから、そのうち姫ちゃんがオレのこと嫌いになるんじゃないかと。
どんなに想い合ってても、何もかも分かり合えるってないと思うんだよ。
無理だと思うんだ。だから、姫ちゃんのこと、オレは分かりたいって
思うけど、姫ちゃんがオレは分かってない、って言うから。」

「嫌いにならないし、私はNちゃんに自分の気持ちを伝える努力をするよ。
分かりたくないって言うなら別だけど、分かってほしいと思うから。」

「分かりたいよ。けど、そのうち嫌になるんじゃないかなって、、、オレのこと。」

「ならないって。」

「ほんと?でも、今まで付き合ってた男は姫ちゃんのこと分かってあげてたでしょ。」

「そうだね。何も言わなくても分かってくれてた。」

「そうなのか、、、ヤキモチやけるな。」

「何で!でも、その人と今はもう一緒に居ないんだよ。結局、居られなかったんだよ。」

「そうだけどさ、、、」

「どうしたの?」

「姫ちゃんとずっと一緒に居たいけど、オレはがっかり名人だから。」

「もうーーー。私だってNちゃんと一緒に居たいよ。」

「ホントに?ありがとう。約束する?」
そう言って、Nちゃんは小指を出した。

「オレはどんな男にも負けないから。姫ちゃんをほかの男に絶対に渡さない。」

「うん。ありがとう。」

そうして、やっと不穏な空気が払拭された。
けどなぁ、、、がっかり名人なんだよなぁ、、、、


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