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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

日曜日、ひろとデートした。
毎日会ってはいるから、普段と違うことをしたという方が
正しいかもしれない。

お昼前、ひろをお迎えに行く。
姫の車に乗り込むなり
「さぁ、どこかに出掛けましょう!」と言う。
前日まで体調が優れなかったので、てっきり
今日もお部屋でのんびり過ごすものだと思っていた。

「大丈夫なの?体はいいの?」

「大丈夫。どこかに出掛けたいんだ。海に行く?!」

「海?じゃあ・・・」
車を走らせると、近場の海岸ではなく
高速道路を走るようにと、言う。

「え!?高速に乗るの?どこに?」

「分かんない。」

「分かんないって・・・それじゃあ、走れないよ。」

「う~ん・・・じゃあ、○○!」
海とは全然違う山へ向かう県名を告げるひろ。

「○○!?今からじゃ無理だよ。遠いよ、かなり。」
ひろは、本当にいい加減だ。
普段から車に乗らないし、かつて車に乗っていた時も
市街地を運転する程度で、ドライブをするという
概念は全く持ち合わせていなかったそう。

「う~ん・・・今、何の花咲いてる?梅は終わったよね。」

「そうね、梅は終わったね。T市に花桃が咲いてるよ。満開。」

「Tは行かない・・・」

「もうっ~じゃあ・・・O?ここも花桃だけど
ちょっと変わった桃で源平しだれ桃って言うのがある。」

「じゃあ、O!!」

すでに車を随分走らせていたので、行き先を変更して進んだ。
「ねぇ、iPadで調べて!」
ひろに指示するけれど、できないと却下。

花の咲き具合を調べるため
仕方なく信号待ちで少しずつ検索する。
「どこかに止まってやったほうが・・・」
と、ひろ。

「分かってるけど、止められるとこないじゃん!」

「ここじゃダメ?」

「こんなカーブの曲がり口に?危険だよ。」

そんなやり取りで、姫は段々イライラしてきた。
運転しているのは姫。行き先を決めているのも姫。
ひろは何にも考えず、好き放題にアレコレ言ってるだけ。
ため息と、イライラを飲み込んで、路肩に車を止めた。

結局、源平しだれ桃はまだ開花しておらず、
最初に姫が提案したT市の花桃を見に行くことになった。
「すごく綺麗なんだよ。仕事でちょっと調べたから確実。」

「それなら言ってくれればいいのに」と、ひろ。

「え!?だから~最初に言ったでしょ!!」

ここで、怒っちゃいけない、怒っちゃいけない・・・
自分に言い聞かせながら、ひろの頭を撫でて言った。

「あのね、ひろ・・・姫はひろの体調が良くないと
思ってたから、今日はどこにも出掛けないと思ってたの。
出掛けるのはとっても嬉しいけど、でも、ちゃんと予定を立てたいの。
行き当たりばったりで疲れちゃうでしょ・・・
せめて、前の晩に”明日、僕の体調が良ければ、どこかに出掛けたい。
だから、行き場所をどこか探しておいて”って、一言言ってくれれば
姫は喜んで調べておくのに。ね、分かった?
少なくとも、どこかに出掛けたいと思った瞬間に連絡してよ。ね?」

「はい!分かりました!」
姫がイライラを噛み殺しているのが分かったのか、
ひろは明るく、元気よく返事をした。


以前は、こんなことでよく雲行きが怪しくなった・・・
もう姫は学習した。
ひろはとにかくワガママで、いい加減。
そのことに目くじらを立てると、姫が疲れて
嫌な気持ちになる。

だから、怒っちゃいけない、怒っちゃいけない。
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