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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

ひろは不得意分野には決して自ら足を踏み入れない。

そのことについて指摘すると、
「分かるけど、やらないだけ。」
「理屈は分かってる。」
と、殆ど言い訳にしか聞こえない理由を述べる。

『やらないのじゃない、やれない』だけだ。
それを認めて、克服すればいいのに
自分ではなから『出来ない』と決めつける。
(ひろ的には『やらない』と思い込む。)

不得意分野の一つがPCだ。
デジタル全般がお手上げと言ってもいい。

昨日のこと。
一日をひろと過ごし、帰宅してしばらく経った頃。
ひろから電話が入った。
オヤスミの電話だろうと思ったので
「わぁ、嬉しい!」素直に姫は喜んだ。

すると・・・
「ねぇねぇ、ハルのパスワードって何?」

「へっ??ハル??」

「あの、赤いのの映画の・・・」

「あ~、フールーね!ハルじゃなく、フールー。」

赤いの:赤いカバーをつけたiPadのこと
映画の:iPadに入れたアプリ『Hulu』

「それそれ。パスワードは?」

「あのさぁ、前にちゃんと教えたよね。
紙に書いて渡してあるし。」

あまりにカチンときて声を荒げた。

「そっか、そっか。分かんないや。
紙がどこにあるのか分かんない。」

「意味ないじゃん!姫がパスワード忘れてたらどうするの?」

「君に限ってそんなことない。」

「そんなの分かんないよ。ひろが自力でできなくてどうするの?」

「君がいるから。」

「自分でやってよ、そのくらい。」

そして何から何まで電話越しに指示した。

「まず、hiroって入力して。」

「ひらがなになっちゃう。」

「もうっ!!キーボードの左下にある地球のマークを
触ったらアルファベットになるって教えたでしょ。
そして、次はアットマーク。」

「あっとまーく?」

「丸の中にaって書いてるやつ!!それから、
yahoo、ドット・・・」

「どっと?」

「うーん、ピリオドのこと。」

「ピリオド?」

「英語の文の最後の句点。中学で習ったでしょ!!!」

「あ、点ね。」

「そう、点。っていうか、ピリオド。ドットくらい覚えて。」

そうして、試行錯誤の末、ひろは自力で
アドレスとパスワードを入力した。

「オヤスミの電話だと思って嬉しかったのに、
結局、困ったから使われただけじゃん。」

「違うよ。君の声を聞きたかったんだ。」

「嘘ばっかり。」

「ほんとだよ。ありがとう。ごめんね。」

「ったくさぁ、いい加減覚えてよ、そのくらい。」

そしてイライラしたまま電話を切った。



電話を切って考えた。
ひろはずっと低姿勢のままだった。
姫が声を荒げても。


なのに、姫は一人イライラして怒った。
謝らなきゃ・・・


そして数分後、姫から電話をした。
「ごめんね、怒って。」

「僕がいけないから。」

「ううん、しょうもないことで怒っちゃってごめん。」

「出来るようになるから。ごめんね。」


ひろがいつまでも出来ないのは、姫がいるからだ。
ずっと姫がやってあげればいいんだ。
自力でできなくても、ま、いっか。
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