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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

むなしい気持ちを抱えて、どうすることもできない。

私がダメなんだ。
考えが足りないせいで、こうなる。

疲れがたまっている。
何もかもがたまっていて、吐き出せずにいる。

当然、ひろは姫のことどころではなく、
姫と一緒にいても心ここにあらずの状態だ。
それは仕方のないことと、分かっているつもりでも
どこか不服で、面白くないと思う自分がいる。


これだけ毎日毎日、来る日も来る日も
ひろのために時間を割いているのに・・・
色々なことを後回しにして、ひろのことを
最優先にしているのに・・・

きっと、そういうヨコシマな考えが
姫の心を支配しているからなのだと思う。


昨日の夜もそうだった。
後回しにした仕事を夜遅くまで片付けた。
今朝も早くから仕事に集中し、午後も取引先との
打ち合わせに数時間を費やした。

ひろは今日も外出許可をもらって、
お店の事務作業をすると言っていた。

取引先を出た夕方には気疲れしてクタクタだ。
だから、ひろに会ってホッとしたかった。
なのに、ひろはツレなくてテンションの低いまま。
体調が悪いせいではないようだ。
だって、他の人に対する態度は至って良好だったから。

空回りしたまま、話が噛みあわないまま、
ひろと別れた。
別れ際に、ふいの来客があったせいで
一言も発することなく、目も合わせなかった。

姫の心の不愉快さがあからさまに出ていたのだと思う。


再び仕事に戻った30分ほど後、
ひろから電話があった。
「晩飯食えるか?1時間ぐらいもらってもいい?
帰りはタクシーで帰るから。」

ひろなりの気遣いだ。


努めて明るく振舞ったし、
ひろに気遣いをさせまいと、努力したけれど

結局、カラカラと空回りには変わりがなかった。


どこまで行っても、ひろの考えていることは
分からないし、
姫が考えていることは、ひろには分からない。

どんなにひろを思っても、
こんなふうに空回りして、
虚しくなるばかりだ。



病院にひろを送り届けて、儀礼的に聞いてみた。
「寂しい?」
「寂しいよ。」
「姫も、寂しい。」

ひろの寂しさと、姫の寂しさ
同じものなのか、違うものなのか
それは全然分からない。


疲れたな・・・
そう思いながら、オフィスへと再び車を走らせた。

疲れたよ。

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