FC2ブログ

姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

先日のこと。

夜遅くに一人、スーパーへ買い物に行った。
カートに食材を入れていると、ふと前方に
花火セットが売られているのが見えた。

小さな子供が喜びそうな花火のセット。

それを見た瞬間に、胸が締め付けられるような
切ないような、苦いような思いがよぎった。

子供たちと最後に花火をしたのはいつのことだろう。

もう何年もしてはいない。

スーパーで売られている花火を見るたびに
まだ小さかった子供たちは「買って、買って」とせがんだ。
根負けして買った夜は、バケツに水を用意して
花火を楽しんだものだ。

そんなふうに花火を楽しんだのはいつだったろう。

結果的に最後の花火となった、その時、
『これが最後の花火』だなんて思わなかった。

また今度しようね、また来年ね、と
話していたはずだ。

それが最後の花火になると知っていたら
もっと盛大に楽しんだかもしれない。

何の変哲もない普通の出来事がある日を境に
最後の出来事となってしまう。
それが最後になるとは思いもしないで。

夏の一日、涼を求めて沢に行き、
沢蟹を探して遊んだこと。
帰りに、「沢蟹さんバイバイ」と言いながら
沢に返したこと。


そんなことを一瞬で思い出した。



今、普通に何気なくやっていること
それが最後になることだってある。
時間はあっという間にどんどん過ぎてゆく。

「また後で」、「また今度」、「そのうち・・・」
そう思っていると、いつの間にか時間は過ぎて
機を逃してしまう。
そして、そうしたいと思ったことさえ思い出さなくなる。


そんなことを思って、胸が苦しくなった。


今という時間の大事さを思って。


スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
Pass:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://donnahime.blog.fc2.com/tb.php/157-e0b73dad
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック