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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

ひろを送り届けて、姫は一人お部屋に戻ってゴロゴロした。

しばらくすると電話が鳴った。
ひろからだ。

「どうしたの?」
午後3時を回ったばかり、てっきり具合が悪くて
歯医者をやめにしたのかと思って聞いてみた。

「今、歯医者から帰ってきたの。」

「そう。良かった。痛くなかった?」

「うん。大丈夫だった。君はお部屋?」

「うん。」

「お茶でも飲む?」

「うん!飲む飲む!」

急いで服を着て、ひろの元に向かった。


「どうしたの?!」

「君に冷たいことばかりしてると思って。」

「そうだよ~」

「君にもっと優しくしないといけないのに
全然できていないから。」

「嬉しい。」

「君は僕に優しくしてくれているのに。
ごめんね。気晴らしに君をどこかに連れて行って
やることも出来ないし・・・ごめんね。」

「どうしたの?何かあったの?」

「ううん。何にもないよ。」


ひろなりに思うところがあるのだなと感じた。
体調が落ち着かないのに加えて、歯医者の不安を抱えていたひろ。
その歯医者が終わって、気持ちが軽くなったのだろう。
気持が軽くなって、姫のことを考えると余裕が生まれたのだ。
何と変わり身の早いことか。
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