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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

海の日はひろのお店もお休みで、
だから、これでもかというくらい眠った。

お昼、ようやく起き上がってシャワーを浴びて
姫はお化粧をし、出かける支度を整えた。

「さぁ、どうしますか?」

「○○に行こうか!」
ひろは近くにある地ビールレストランの名を挙げた。
そこならお部屋から歩いていけるし、なかなか雰囲気の良い
本格的なビアホールだ。

お部屋から歩くこと5分。
お昼にもかかわらず、意外に混んでいる。
しかも、まるで旅行にでも来たみたいな錯覚に陥った。

「いい感じだね。」
ひろは黒ビールを、姫はビアカクテルを
オーダーし、料理もアレコレたのんだ。

ひろとお酒を飲むのは、ほぼ一年ぶりのこと。
体調の落ち着かないひろは、今もまったく
アルコールを口にしない。
以前は、毎日のように飲んでいたし、
姫もひろに付き合って、週に一度は飲んでいたと思う。

「久しぶりに飲んでパーッとしたいなぁ・・・」
少し前に姫がそう言ったのをひろが覚えていたんだろう。

ほんの少し酔うほどに飲んで、
お腹いっぱいになって、ビアレストランを出た。
まぶしいくらいの日差しを浴びながらお部屋に戻ると
服を脱ぎ捨て、ベッドに入った。

「クタクタしよう。」
肌を合わせながら、うたた寝をし
いつの間にか姫は眠ってしまったようだ。

ひろはすっかり酔いも眠気も覚めているようで
突然立ち上がると、例の『本物のバイアグラ』を
半かけ飲んで、姫のそばにすり寄ってきた。
「もうちょっと待っててよ。」

そして、その『本物』の力を借りたセックスは
やっぱりいつもとは違った。
ひろが積極的で、体位を何度も変えるのだ。

すっかり汗だくになって、シャワーを浴びて
また眠った。

日がとっぷり暮れたころ、ひろが言った。
「ラーメン食べたい。食べに行こう。
それでお風呂に入って、またセックスしよう。」


そんなわけで、海の日は海にも行かず
怠惰で密度の濃い時間を過ごした。
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