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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

日曜日、ひろから電話が掛かってくるんじゃないかと思っていた。
朝、目覚めては何度も眠り、また目を覚ました。
電話が鳴ったのはお昼前。
やっぱり・・・

「寝てたか?」

「何?」

「お昼ごはん一緒に食べようよ。寝てたいか?」

「だって寂しいから。」

「そうか・・・」

「会いたいの?」
高飛車に尋ねた。

「そりゃ、会いたいさ。だから電話したんだ。」

「ふーん。じゃあ、会いに行く。」

そして急いでシャワーを浴び、着替えて
バタバタと家を出た。

急いで家を出たせいで、たくさん忘れ物もした。
それもあって、イライラしていた。
ひろにイライラするから、「会わない」と強情を張ったのに
ひろからの電話がつい、嬉しくて飛び出してしまった。
それがいけなかった。

ひろをピックアップすると、まず、イラッとした。
ひろが普段着だ。
ということは、姫と別れて再びお店に戻り、着替えてから
Cホテルに行くつもりなのだ。

何で?

時間が無駄じゃないか。
最初から着替えていれば、その分、姫と居られるし
そのまま姫がホテルに送って行ってあげることも出来る。

イラッとしながら、ひろを車に乗せた。
「どうしますか?」

「分かんない。」

「じゃあ、いつものパスタ屋に。あ、混んでるか。」
時刻は12時半。一番混んでいる時間だ。
確実に小一時間は待たされる店だった。
そこで、さらにイラッときた。

「じゃあ、いつもの中華!」

「同じだよ。混んでる。」
同様に混む店を挙げたひろに、冷たい声で返した。

無言で車を発進させながら、イライラは最高潮に達していた。
「あのさ、姫はめちゃくちゃ急いで家を出たの。
寝てたのに。急いでシャワーを浴びて家を出たの。
お昼ごはん食べようって言うから。なのに、何にも
考えてなくて・・・何で?それで、2時半にはお店に
送って、って。そんなお尻の時間を気にするのなんて真っ平御免。
嫌だ!お昼ごはんは要らない。食べたくないし。」

そう一気にまくしたてた。
せっかく張った強情とイライラが爆発した。

「どこに行くの?」
ひろが恐る恐る尋ねた。

「お部屋」


あぁあ・・・
こうならないために、強情を張ったんだよ。
何なんだよ・・・
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