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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

群れることが嫌いで、
そういう付き合いの悪い私にとって、
ほぼ唯一のママ友がいる。

住まいの距離が離れてから
少し疎遠になったこともあったが、
かれこれ20年ほどの付き合いになる。

交流が復活したのは2年ほど前。
彼女に彼氏が出来たことがきっかけだった。

彼との逢瀬に私を口実にしたのだ。
私のことは彼女の子供たちも知っているから。


けれど、彼女は私が前の彼と付き合ってたことも、
Nちゃんと付き合っていることも全否定する。
要するに不倫は悪なのだ。
そうはっきり言わないまでも、折に触れ、
そういう趣旨の発言をしてきた。

そんな彼女に彼が出来た。
いや、彼ではない、いわゆるセフレだ。
酷い言い方かもしれないが、
そういう扱われ方だった。

彼女は恋する乙女に変身し、
彼からの誘いにはどんなことを差し置いても
ほいほいと出掛けた。

誘いの言葉は「やりたい」だ。

仕事中にそうLINEが来ると、
彼女は一応、迷って私に相談する。
彼女のことを尊重しつつ、
「仕事はやらなきゃね、そこはなし崩しにしたらいけないよ」と私なりに諭したが、

結局、やっぱりほいほいと出掛けた。

その彼は住宅リフォームに関わる稼業で、
ある時は、彼女の自宅のリフォームに
その彼を呼ぼうとした。

だから私は
「それはナシだよ。そこはちゃんと線を引こう」
と説得をしたけれど、

「安くやってくれるもん」と、
結局はセフレの男を自宅に上げた。


それでも、私は彼女を否定しなかったし、
諫めもしなかった。
彼女をそのことで軽蔑もしなかった。


が、彼女は私を否定する。
「いまのままでは幸せにはとてもなれないね」

Nちゃんと色々あって、距離を置こうしたあと、
Nちゃんと会ったことを知ると
「会いたくなるんだ」

いや、別れる選択をするつもりはないからね、と
告げると
「若い人みたいね」
と吐き捨てた。

私はおかしい?と問うと、
「別におかしくないよ。そういう人いるし。」
と嫌味なセリフが返ってきた。


私がこの家に引っ越しした時もそうだった。
「この辺の相場って◯万らしいよ」

そうなんだ、、

「安いとこは嫌なんだ?」

あんまり古いのも、、

「でも、それじゃ食費分余分に掛かかるね。」

要はもっと安い家賃のとこで、
つつましく暮らしたらどうなの?
ということだ。

住むのは私よ。
どうしてそこまで言われなきゃいけないのか。


そんなことが多々あった。



それで私は最後のLINEに
「私は否定されているみたいだね。
でも、私の人生だから」
送った。

既読にはなったが、
それに返信はなかった。

そんなやり取りが一週間前。


それで終わったなと思っていたが、
今日の夕方立て続けにLINEが来た。

「おつかれ」
「今日さ、、、」

他愛ない内容のようだった
通知画面でしか見ていないので詳しいことは
分からないけれど、

内容を確かめる気持ちにも、
返す気持ちにもなれずそのまま放っておいたら、

さっき、
「送信が取り消されました」と
立て続けに入った。


何とも言えない気持ちになったが、仕方ない。
これでいい。


彼女は、私の知らない彼女の友達のことを
よく批判したり、悪口を言った。
気にはしていなかったし、私はそういうことを
絶対にしない人間なので、
でも、それでも、彼女のことを尊重していた。


きっと、私の知らない友達に
私のことを言うだろう。
理解出来ない人、だと。

心配して言ってやってるのに、
怒ってる、って。




仕方ない。
袂を分かつ時だ。



でも、私はいつどんな時もあなたを尊重してきたよ。
私も尊重されたかった。
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どうしてこんなに悲しいのか。



先日の三連休、私は母のお墓参りに行った。
私の実家は既になく、家族はバラバラで、
父とも兄とも絶縁している。
唯一交流があるのが妹で、
その妹の家で数日お世話なっていた。

が、一番の目的はお墓参りではない。
Nちゃんとの関係に息が詰まりそうだったからだ。
一人の生活が孤独で、寂しく、
そしてNちゃんへの依存心が高まるこの状況。
それをリセットしたくて、
「のんびりさせて。一家団欒の仲間に入れて」
と妹にお願いをした。

妹も二人の姪たちも私を歓迎してくれた。
居心地の良い時間が提供され、
美味しいご飯でもてなされた。

そんなさなかにNちゃんから
「脱走した」のメールがあったのだ。
その顛末は前記事の通り。


月曜日も休暇を取っていたので、
お墓参りをし、夕方帰路に着いた。

Nちゃんからは、日曜日の夜に
「明日帰ってくるんだよね?」と連絡があり、

「そうだよ」と答えると、
「姫ちゃんに逢いたい、火曜日の夜、ご飯一緒に食べよう」と返信があった。

そして「美味しいお土産希望」と。

お土産か、、、
リクエストされる前に、
小さなお土産を既に買っていたけれど、
改めてのリクエストに、
私はわざわざ別の物を買い足した。
名物のスイーツではないが、私が若い頃から
お土産、手土産の定番として馴染みがあったもの。
彼の好みを考えて、少し離れた駅のショッピングモールまで買いに行った。


そして、昨日、火曜日の夜。
彼と普通に晩ご飯を食べ、いつものように
普通に私の家に二人で帰ってきた。

冷蔵庫からお土産を出して説明し、
たくさんだから、半分持って帰ってと告げ、
少しを切り分けてその場で食べた。

そして…
私は数日のことを彼に話した。
「前に話したことがある◯◯に行ったの!
そこはね、、、」

『死ぬまでに行きたい』絶景シリーズでも
紹介されたことのあるパワースポットに
行ったことを話した。

「それが楽しいの?」
Nちゃんからはそんな言葉が返ってきた。

「え?だって、そこを通ると
生まれ変わるんだって!」

私は心がチクリとしたまま食い下がった。


いつもそうだ。
「良かったね、楽しめて何より」
そんな言葉を返されたことはない。
悪気はないのだろうが。


ため息を隠していると
彼からハグとキスをしてきた。
そしてハグをしながらこう言った。
「で、ほかにお土産は?」

真意を図りかねて、私はこう答えた。
「え?
あぁ、生まれ変わった私!」
ナイスな答えだ、自分ではそう思った。

けれど、違った。

「えー、、、何にも変わってないよ。
変わったのなら欲しいけど」

「ん?変わったのなら欲しい?
ということは、変わらない私は要らないの?」

「変わったんでしょ?」

「いや、答えて!条件付きなの?
私が欲しいの欲しくないの?」

「、、、変わったのなら欲しいけど」

Nちゃんとしては、冗談のつもりかただの軽口
のつもりだったんだろう。

けれど、私は心の底から失望した。
そして腹が立った。

その後もそんなやり取りが続いて、

「ねぇ、私の言うことに、いちいち
ああ言えばこう言う、ってやめて」

「言ってないよ。」

「言ってるから」


そして、まぁ、普通にハグしてキスをして
バイバイした。


が、私にはもう一つどうしても
気にかかることがあった。

あのイモリのことだ。

Nちゃんはそのことについて
一切なにも話さなかった。

どんな状況だったか、
その後どうなったのか、
全くなにも。


小さな小さな生き物のこと。
取るに足りないことかもしれない。

でも、一つの命だ。

私は、
いつか私のイモリと彼のイモリを
同じ水槽で飼える日を待っていた。



それが悲しくてね。


それを話題に出さないことは
彼なりの引け目かもしれないが、
でも、、、


彼が帰ったあとも、
悲しくて、色々なことにモヤモヤとして
たまらず、こうメールした。



「私をあんまり傷付けないで。」

「ごめんなさい…」



ごめんなさい、か。
それだけか。

そして今朝、畳み掛けるようにメールをした。

「私のどこを見ているの?
私のどこが好きなの?
私と一緒にいて、何を求めているの?」



子供が小さい頃から、ある生き物を飼っている。
今飼っているのは、2代目だが…

少し田舎のため池で息子が捕まえてきてくれた
イモリ。
両生類なので、水槽に陸地も作って飼っている。

今飼っているのは2匹。
4年ほどになるだろうか。

そのイモリの話をするたびにNちゃんが
興味を示したので、
一昨年だったか、息子と一緒に捕まえたものを
彼にあげた。

まだ小さいイモリで、彼は名前もつけて
可愛がってくれていた。

私の家のイモリと、
彼の家のイモリ

いつか、このイモリたちを
会わせられるといいね!と私が言うと、
彼は「うんうん」と微笑んだ。


いつか、同じ水槽で飼えることを
私はずっと静かに願い続けていた。



が、昨日の夜、彼からのメール。
「◯◯が脱走したみたい💦」

イモリは脱走名人なのだ。
子供たちが小さい頃に飼っていた初代も、
この脱走のせいで、数日後
セミドライの状態で見つかった。

両生類なので、水場がないと生きていけないのだ。

だから、水槽の蓋は細心の注意が必要で
そのことは、Nちゃんにも言っていた。

なのに…

昨日は何時間も捜索したようだけれど、
見つからなかったようだ。

今日も何の連絡もないので、
見つからなかったのだと思う。

昨夜、
「そっか、、、」
答えた私に、

彼は
「姫ちゃん…申し訳ない」
と謝ってきた。


仕方がない、
あの子の運命だったんだ。

そう思うしかないけれど、
でも、いつか同じ水槽で会わせてあげることを
夢見ていただけに、
悲しくて、悲しくて、言葉にならない。

彼も可愛がってくれていたことを知っているので、
もうこれ以上何も言えない。
彼を責めることは出来ない。


離れたところでそれぞれ飼っていることが、
私にとっての喜びだったのに。

仕方がない…