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姫日記

恋する気持ちを持ち続けていたい姫の日記です。

少し前にNちゃんが言った。
「18日、イベントがあるから仕事だよ。
姫ちゃん来る?」

「えー、、何しに?」

「オレを見に!」

Nちゃんの職場で恒例のイベントらしく、
でも、それは私には全く興味のないもので…
でも、「オレを見に!」と言ってくれたのが
嬉しくて、すぐに友達を誘った。

どちらかというと男性ばかりのイベントだろうし、
女一人で行くのは到底考えられなかった。
なので、まぁ、せめて二人なら、
その場の雰囲気にも耐えられるかと思ったのだ。

お互いの秘密を共有し合う友達。
私の誘いに即答して快諾してくれた。
「行こ行こ!」と。


イベント前日、私のグズグズでNちゃんとの
雲行きが怪しくなり、私は、直前まで、
行くのを躊躇っていた。
「行くって言ってるんだから、行かなきゃダメ」
と、友人に背中を押され、会場に向かった。

どこにいるんだろう…とキョロキョロしていると、
あ!いた!
私を見つけてくれた様子の彼が見えた。

私にとっては完全アウェイなのもあって、
一気に恥ずかしさが込み上げてきた。

前日、あんなに、グズグズしてたのに。
そんなことは一瞬でチャラになった。

Nちゃんの元に歩み寄って、すぐ友人を紹介した。

「はじめまして」
彼は被っていた帽子を取り、丁寧にお辞儀をした。

「ねぇ、ねぇ、何見たらいい?」
そう尋ねて、彼にアドバイスを求めた。

一通り巡って、再びNちゃんの元へ行き、
他愛ない話をした。

すると、Nちゃんは、私の髪に何かが付いていると
指摘しながら、私の髪を触った。
たくさんの人のいる前で。
友人のいる前で。

私は、内心ドキドキしたが、
そのことは1ミリも表に出さず、会話を続けた。

客観的にそれがどう映るか。
特別な関係だということは誰にでも分かるはずだ。

それでも、尚、Nちゃんがそうしたのは、
「オレの女だぞ」というアピールか。


Nちゃんは私に対して、躊躇なく愛情表現をする。
後ろから覆い被さってきたり、
横に並んで歩いていると、ギューっと
肩を抱き寄せてきたり、
階段の踊り場で急に振り向いてハグをしてきたり、
でも、それは、二人だけの時。


こんな誇示するような行動は初めてだった。
しかも、Nちゃんの職場で、だ。


気恥ずかしいような、くすぐったいような、
そんな感覚。

まぁ、オジさんとオバさんのこんな光景、
誰も気に留めないだろうけれど。




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そういえば、こんなこともあった。

一昨年の誕生日プレゼントにもらったのが
ルビーのハーフエタニティリング。
それを今、修理に出している。

というのも、半年ほど前のこと。
うつ伏せ寝で、指がおでこの下敷きに
なっていたようで目がさめると、指に違和感が。
見ると、指輪をつけた左中指がうっ血して赤黒い。
指の根元で血が止まっている。
指輪を外そうとしてもビクともしない。
なんと、指輪が扁平につぶれている。

このままではうっ血が進む。
意を決して、タオルハンカチを当てながら、
ハンマーで指輪を少しずつ叩いた。
それで、ようやく隙間ができ、指輪を外した。
外した指輪は、見事に楕円になっている。

その時、ポロリとルビーが一粒外れて落ちた。
扁平になったせいで、爪が緩んだんだろう。
幸い外れたのは一番端だったので、目立たない。
指輪は歪んだままだったが、それからも、
そのままつけていた。

それから何ヶ月も経ったある日、
チラリと指輪を見ると、ルビーが一粒ない!!
あまりのショックに声も出なかった。
歪みのせいで爪があちこち緩んでるのだろう。

そして、人伝てに聞いたジュエリー工房に
相談に行き、修理に出すことになったのだ。

修理に出した安心感から、その夜、
「ルビーの指輪、修理に出してるんだ、今」
とNちゃんに言った。

「そうなんだ。」

それで、どうして修理に出してるかを説明した。
それまで、彼には何となく言いづらくて、
何の話もしていなかったから。

「指輪、してないなと思ってたんだよ。
もうしたくないのかな、って。」


いやいやいや、、、
そうじゃないんです。


指輪を外して、一週間も経っていない。
Nちゃんはいつから気付いていたのだろう。
私の指にそんなに注目していたとは、、、

ちょっとびっくりした。
しばらく更新をしていなかったのに、
なぜここにきて連投するのか・・
それは、こんなことがあったから。

Nちゃんはいつもこう言う。
「姫ちゃんとずっと一緒にいたい。
これからもずっと一緒だよ!」と。

「ずっとそばにいるから。」とも。

そのたびに、言葉を変えて
聞き返した。

「それは、毎日、一緒に寝て、
一緒に起きて、一緒にご飯を食べるということ?」


Nちゃんはこう答える。
「もちろんだよ!」



先日、同じように
「姫ちゃんとずっと一緒だよ。
ずっとそばにいるから」と、言ったので、

こう返した。
「それは毎日一緒にいるってこと?」

「そうだよ。」

だから、詰め寄ってみた。
「それは、いつ?」

「近い将来!」

さらに詰め寄った。
「それは、いつ?」

「オレの定年後。」



彼の定年は早く、あと4年ほどだ。
再就職もするから、まだまだリタイヤはしないが、
長年勤めた今の仕事は終わりになる。
きっと、そこが岐路になるんだろうなとは、
想像していたが、
これは初めての言葉だった。


それが嬉しくて。
嬉しくて。


何の約束でもないけれど、
何の確証もないけれど。



私は残りの人生、Nちゃんと歩んでいきたい。
彼のそばにいたい。







そういえば、これだけは書いておきたいと思う。


Nちゃんはチャレンジャーだ。
本当にそう思う。

先月、Nちゃんは車を新しくした。
誰よりも早くその車の助手席に乗りたくて、
「一番に乗りたい」と頼んだ。
「はい、分かりました。」

しかし、納車のその日、私は仕事で、
しかも、遠方での勤務だった。

そのことが分かったとき、
「○○まで少し行くよ、見せに」
そうは言ってくれたが、
私はそれだけで納得できなかった。

少し来てくれることに加えて、
仕事が終わった夜にも時間を取って欲しかった。

何度も交渉したが、「どっちかしか無理だ」と、彼。
「わざわざ○○まで行くんだよ。」と言う。

私もムキになった。
すると、Nちゃんもイラっとしたのだろう。
珍しく冷たい表情と言葉で、
「交渉決裂」と言い放たれた。


悲しかったな・・・

そのあと、彼からのメールには最低限しか返さず、
私はぞんざいな態度をとり続けたが、
Nちゃんは辛抱強く、私を待ってくれた。
それで数日後「今夜、逢えますか?」
と言ってきた。

不機嫌だろう私に、こうやって歩み寄れる人。
それがNちゃんだ。
だから、私は彼をチャレンジャーと呼ぶ。

そういうことが何度もある。
私がプイっとしていても、
Nちゃんは諦めない。そしてチャレンジする。

大事にしないといけない。
こういう人は、絶対にいないから。

Nちゃんの新しい車、
私は一番に乗りました。
納車されてそのまま私の勤務地まで来て、
ぐるっと一回り。
その夜、改めて少しだけドライブしました。

そうしないと、ずっと後悔すると思って。
「この車に一番に乗ったのは私じゃない」と。




また今度、また今度と、更新ができないまま。
時間は経つのは早いような、遅いような。
書きたいことは、その都度あったのに、
気持ちが整理できずに、
どんどんと過去のものになっていく。

Nちゃんとは、変わらず一緒にいる。
何も変わっていない。

私が離婚してそろそろ一年。
この一年も、色々あったなぁ・・・

私は今まで暮らした家にそのまま住んでいるので、
生活はほとんど変わりなく。
ただ子供たちがいないので、家事に費やす時間が
格段に減ったくらいか。

私が一人でいる時間が多くなったことを、
Nちゃんは気にかけてくれているのか、
それまで週末にしか逢うことがなかったのに、
平日の夜も「今夜、お茶する?」と誘ってくれる。
これはこの一年、毎週のように欠かさずある。
それが大きく変わったところだろうか。

去年の夏には初めて花火大会にも行った。
これは、以前に「遠いよ」と、即却下されたもの。
なのに、何の抵抗もなく、
「行ってみよう」となった。

お正月には少し遠くへ初詣にも行った。
ここも以前同じく「ちょっと遠いな」と
言われたところ。

このことをNちゃんに詰め寄ると、
さっぱり覚えていないようで、
「それ、オレじゃないんじゃない?」
と返された。



彼は出会ったころと変わらず、
私を大事にしてくれるし、
変わらない愛情表現をする。
そして変わらず優しく穏やかだ。

もう3年半。
まだ3年半か。